事業活動紹介

活動レポート

ベトナムの性感染症予防と日本の支援

 外務省による国際支援活動メンバーの一員として、ベトナムのホーチミン市に行ってきました。活動テーマは、「ベトナムにおける性感染症予防と啓発」です。
 性感染症予防は日本においても重要な課題ですが、ベトナムにとっても同様です。そこで今回は、ホーチミン市内の工場で働く方々を対象に性感染症セミナーを行いました。セミナーは私たち日本人スタッフと現地のパスツール研究所、およびAIDS予防センターの研究員の方々と共同で実施しました。「そもそも性感染症とは何か」、「どのようにすれば予防できるか」、「感染が疑われる場合にはどうしたらよいか」などをできるだけ易しく伝えて一緒に考えていただくことが大きなミッションです。
 実際にセミナーを行ってみて、ベトナムにおける性感染症の知識は、まだまだ十分とはいえないと感じました。このため受講者の皆さんにとっては内容が新鮮だったようで、興味関心が高く、熱心に聞いてくださいました。質問も制限時間では間に合わなくなるのではと心配するほどたくさんいただき、一つひとつに、医療専門家が丁寧に返答し、理解を深めていただきました。
 セミナー終了後は理解度や感想をアンケートに書いていただき、その後、受講者を4〜5人のグループにわけて直接インタビューをして話を伺いました。私はインタビュー担当でしたが、受講者一人ひとりに質問し、共通のテーマで話をすることはとても重要だと思いました。恥ずかしがって多くを語らない方もいましたが、自分のこととして真剣に答えてくださる方も多かったです。このアンケートおよびインタビューの結果は、非常に鮮度の高い情報として外務省に報告し、ベトナムにおける予防対策に役立てていただきます。

 日本だけではなくベトナムの、アジアの、世界の性感染症が減少し、大切な命が守られることを願いながら帰国の途につきました。

ベトナムの性感染症予防と日本の支援

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