Kanbunken 環境文化創造研究所

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鼎談特集

東京国立博物館のIPMの取り組み、現状と課題

【鼎談者】
東京国立博物館 館長 銭谷眞美
公益財団法人文化財虫菌害研究所 理事長 三浦定俊
一般財団法人環境文化創造研究所 理事長(イカリ消毒株式会社 会長) 黒澤眞次
【陪席者】
東京国立博物館 学芸研究部 保存修復課長 冨坂賢
東京国立博物館 学芸研究部 保存修復課 環境保存室長 和田浩
【コーディネート】
一般財団法人環境文化創造研究所 顧問 本田光子
一般財団法人環境文化創造研究所 主席研究員 川越和四

 今から15年ほど前、文化財の生物被害対策として日本ではガス燻蒸に臭化メチルが頻繁に使われていましたが、その臭化メチルがオゾン層破壊物質の対象として世界的に規制されたことにより、文化財保存にもIPMという総合的有害生物管理手法が取り入れられることとなりました。 文化庁でのご勤務を経て、現在は東京国立博物館の館長をされている銭谷眞美氏と、当時、東京文化財研究所で担当部長をされていた三浦定俊氏との鼎談という形で臭化メチル全廃について振り返り、また、我が国を代表する国立博物館における文化財を次世代に引き継ぐための取り組みについて発信いたします。

コラム

文化財の積極的活用と保存との両立を目指して

東京国立博物館 学芸研究部 保存修復課 環境保存室長 和田浩

 「人々は各地で様々な文化財の公開を望んでおり、常に文化財は動いている。しかし、どのような社会状況になっても、博物館が必要とする文化財保存の機能は変わらないものと考えている。予防保存、修理保存、状態診断という3つの歯車を上手に噛み合わせて文化財の活用を図らねば、活用によって文化財が劣化するという矛盾がたちまち発生してしまう。」(コラムより)

特別企画

「東京国立博物館コレクションの保存と修理」より抜粋

(2018年3月13日〜4月8日)編集・発行:東京国立博物館

- 今号のキーワード -

文化庁、東京国立博物館、東京文化財研究所、モントリオール議定書、臭化メチル、不可欠用途申請、IPM、保存、修理、公開

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