イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

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7/21

2025

効果的な体の使い方(4)ぎっくり腰は「突然」にはならない

 仕事柄、ぎっくり腰の相談をよく受けます。たいてい「突然きちゃって」、「やっちゃって」という言葉が添えられるわけですが、残念!ぎっくり腰はもはや「生活習慣病」の領域のもの。突然ではなく、日々の「動き方」の積み重ねで起こります。
 ぎっくり腰になりやすい方には、(1)足音がうるさい、ドタドタまたはペタペタ歩く、(2)歩くときに空が見えていない、(3)姿勢をよくしようと背筋を伸ばしている、というような特徴があります。(2)と(3)は矛盾するようですが、(2)はスマホを見るときのように、自然と目線が下を向いてしまう姿勢のこと。頭の位置がその場所にあるのに(3)の意識をすると、一気に腰に負担がかかります。むやみに背筋を伸ばすことで、体に負担をかけるということを知らない方が多いです。
 そして(1)は、「踵(かかと)から着地する」という大きな勘違いをした歩き方が原因でもあります。踵からの衝撃は腰に溜まっていきます。(1)(2)(3)の積み重ねの結果、ぎっくり腰になりやすくなるのです。反対に、(1)(2)(3)を攻略すれば、ぎっくり腰にならない体を簡単につくることができます(攻略法はまた別の機会に)。
 「繰り返す」「クセになる」「突然に」は、体に目を向けられていない言い訳にすぎません。

『1日1分で身体が整う首のセルフケア』著者/整体師能瀬千恵

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