- 日替わりコラム
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2026
厚生労働省が発表した令和5年国民健康・栄養調査によると、「睡眠で休養がとれている」と回答した人の割合は74.9%でした。つまり、4人に1人は「睡眠で十分な休養がとれていない」と感じていることになります。夜を徹して頑張ることが称賛される時代は幕を下ろし、質の良い睡眠の大切さが広く認知されるようになりました。
ではなぜ、良い眠りが重要なのでしょうか。睡眠の役割は、「明日よりよく活動するために、心と体を休息させ、メンテナンスをすること」です。特に成長期の子どもたちは、睡眠中に心と体を成長・発育させます。ここでいう心とは「脳」のことで、日中に働かせた脳を積極的に休息させています。そのため、睡眠が足りないと、集中力や意欲が低下したり、記憶・学習・認知機能に影響が出たりします。また、感情が抑えられず怒りっぽくなったり、協調性が低下したり、ストレスがたまりやすくなることもあります。さらに睡眠不足は、太りやすくなる、免疫力が低下する、機能性便秘、糖尿病や高血圧などの生活習慣病、うつ病、アルツハイマー型認知症や脳血管性認知症など、さまざまな病気のリスクも高めるといわれています。
朝、スッキリ目覚めているか、心も体も健康的で快適に過ごせているかが、良い眠りのバロメーターになります。
睡眠改善インストラクター/管理栄養士篠原絵里佳
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