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2026

生活視点で災害時のBCPを考える(1)厳冬期災害演習に参加して

 2025(令和7)年1月の中旬、北海道北見市にある日本赤十字北海道看護大学で開催された厳冬期災害演習に参加しました。最低気温マイナス19℃のなか、避難所を想定した体育館での宿泊体験です。午後3時、体育館の温度は5.7℃と、まるで冷蔵庫の中にいるような感覚でした。寝るスペースには段ボールベッドを置き、その上に小型テントを設置しました。夜間はジェットヒーター2台を稼働させましたが、暖かさは感じられませんでした。
 演習のポイントは、避難所・避難生活学会が提唱するTKB48です。災害時の避難所で、48時間以内に日常の生活に近い形のTKB(トイレ、キッチン、ベッド)を整備して、二次健康被害(災害関連死)をゼロにすることを目指しています。トイレは、室内に携帯トイレとラップ式簡易トイレ、屋外に仮設トイレと暖房付きコンテナ型トイレが設置されました。厳寒のなか、屋外トイレの利用はヒートショックのリスクがあるため、暖房の効いたトンネル状の通路が必要でしょう。食事は、バス型キッチンカーで、野菜スープ約140食分が用意されました。体だけでなく、心まで温まりました。使用された段ボールベッドは高さ35cmで、床からの冷えや埃の吸い込みを抑えるほか、立ち上がり動作を容易にして、運動の機会を増やす工夫がされていました。

オフィス環監未来塾 代表中臣昌広

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