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2026
2000年にWHO(世界保健機関)が「健康寿命」という考え方を提唱しました。単に寿命を延ばすことよりも、「どれだけ健康に生活できる期間を伸ばすか」が重視されるようになりました。日本の2022年の健康寿命は男性が72.57歳、女性が75.45歳でした。また、2019年にWHOが行った調査では、日本は健康寿命の長さで世界一となり、次いでシンガポール、韓国、スイス、イスラエル、キプロス共和国と続きます。
健康寿命を延ばすために大切なことが3つあります。それは「栄養」「運動」「社会参加」です。これらの要素を毎日の生活にバランスよく取り入れることで、人生の最後まで健康で自立した生活を送れると考えられています。特に運動は重要です。たとえば、2022年にアメリカの国立がん研究所発表の59歳から82歳までの約27万人を対象にした調査では、ウォーキングやジョギング、水泳、テニスなどの運動をしている高齢者は、心臓や血管の病気、がんを含むさまざまな死因による死亡リスクが低いことがわかりました。
自分の体力や年齢に合わせて、長く続けられるスポーツのことを「生涯スポーツ」と呼びます。高齢者の方は、無理なく楽しみながら続けられる生涯スポーツを早いうちに見つけることをお勧めします。
介護福祉士中村和彦
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