- 日替わりコラム
Mon
3/9
2026
春になると毎年花を咲かせるさくらですが、その美しい姿は決して当たり前のものではありません。さくらは環境の変化に敏感な樹木で、街の健やかさを映し出す一つの指標といえます。
今から60年前、日本では公害が深刻な社会問題となっていました。さくらは公害の影響を受けやすいため、特に大気汚染が進むような場所では、花を咲かせる力が弱まってしまいます。こうした状況を目の当たりにし、「さくらが咲き続けられる街を守りたい」という思いから、私たちイカリ消毒は植樹活動を始めました。
時代とともに社会環境は大きく変化しましたが、さくらを取り巻く課題がなくなったわけではありません。たとえば、気候変動によって冬の寒さが不十分だと、さくらが花を咲かせるために必要な「休眠打破」がうまく進まず、春の花つきへの影響が懸念されます。さらに近年では、外来種であるクビアカツヤカミキリによる被害が拡大し、多くのさくらが影響を受けていると報告されます。
さくらの状況を見守ることは、街の環境をどのように守り、次の世代へ引き継いでいくかを考えるきっかけになります。当社の植樹活動は「美しい街づくり、それが私たちの願いです。」という理念に基づき、今後も大切に続けていきたい取組みです。
イカリ消毒株式会社 CSR推進部さくらいふ推進室
全部または一部を無断で複写複製することは、著作権法上での例外を除き、禁じられています
- アクセス