- 日替わりコラム
Tue
3/17
2026
新製品開発をする人にとって、アイデアはとても重要なものです。ジェームス・W・ヤング氏※1 は『アイデアのつくり方』という著書の中で、「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」と述べています。つまり、画期的なアイデアを生み出すためには、自身に多様な知識の引出しが必要だということになります。
では、その知識の引出しを増やすためにはどうしたらよいのでしょうか。先日、ゴルフ場で奇妙なものを見つけて拾いました。直径約10cmで松ぼっくりのような色と質感なのですが、形はバラの花そっくりです。まるでバラのドライフラワーのようだったので、孫が喜ぶと思い持ち帰りました。しかし、何なのかが気になり、画像検索機能を使って調べたところ、瞬時に答えが出ました。それはヒマラヤスギ※2 のパイナップル様の松ぼっくりの先端部分が脱落したものでした。バラの花のような見た目から「シダーローズ」と呼ばれ、クラフト材料として使われることがあるものだとわかりました。
今やAIの力を借りることで、知識の引出しを瞬時に増やすことができます。人(開発者)は好奇心と探究心をおろそかにしなければ、AIの学習速度に負けることなく、むしろ上手に活用することで、よりスピーディに知識の引出しを増やしていけるはずです。
※1 米国最大の広告代理店トムプソン社の常任最高顧問、アメリカ広告代理業協会(4A)会長、広告審議会(CA)設立者
※2 マツ科の常緑針葉樹、樹形は円錐形の高木
商品開発アドバイザーH・B 山越
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