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2026

人生永遠のテーマを追った作家 向田邦子(31)代筆・ゴーストライター

 脚本家は、自身の名前を出さずにドラマの脚本を執筆することがあります。これを代筆やゴーストライターといいます。放送業界では、著名な作家が多忙で執筆時間を確保できない場合や、脚本家の弟子の腕試しや出口対策、また視聴率確保のために関係している作家の名義を使うこともあります。やり方としては、表に出ている脚本家がコンセプトや粗筋を作成して代筆者に書いてもらい、表の脚本家が確認してから世に出す方法や、コンセプトのみで代筆者が完全に書き起こす場合などいろいろです。向田邦子さんの場合、もっとも有名な代筆の例はTBSドラマ『肝っ玉かあさん』といわれています。クレジットは平岩弓枝さんですが、現存する第3シリーズをよく見ると、「これは向田さんの癖だよね~」と明らかに思えるセリフがいくつもあります。
 脚本というのは、必ずしも一人で書くものではありません。向田さんが最初に所属した「Zプロ」のように複数人で案を出して選定していく方法や、ナショナル劇場※ で有名になった「葉村彰子」のように共同ペンネームで脚本を提供する場合もあります。葉村彰子はナショナル出身の逸見稔(へんみみのる)さんがプロットと方向性を決めて、それを得意とする作家が書いたものを中心メンバーが調整して脱稿する方式です。これにも向田さんは参加しています。葉村作品は安定感があり、評価が高い作品群でした。

※  ナショナル劇場は、パナソニック ドラマシアターの前のドラマ番組枠。『七人の孫』『水戸黄門』『大岡越前』『江戸を斬る』で有名

写真技術研究所別所就治

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