イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

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2026

生活視点で災害時のBCPを考える(3)阪神・淡路大震災被災地を歩く

 2025(令和7)年2月、私は、阪神・淡路大震災30年の節目にあたり、震災1か月後に住環境調査で訪れた神戸市と西宮市を再訪しました。三ノ宮駅前に立つと、震災当時、地震の影響ですべての建物が傾いているように見えたのを思い出します。建物に斜めの亀裂が入った神戸国際会館は、外壁がカーブを描いた高層ビルに生まれ変わりました。現地を歩き、過去の教訓について次のように感じました。
 (1)いのちを守る行動につなげる:調査時に最初に立ち寄った避難所である西宮市香櫨園(こうろえん)小学校を訪れました。同校では、独自に地区の防災マップを作成しています。サブタイトルは「自分の命は自分で守る」です。地図には「へいが高く、へいの上のフェンスが落ちる」などの言葉が載っています。
 (2)事前復興計画の参考:震災後は、地域により、減歩と呼ばれる仕組みを使い、土地所有者が土地の一部を提供して土地区画整理事業が進められました。復興まちづくりの一例として、共同住宅も建設されました。
 (3)記録を残す:兵庫県立歴史博物館で特別展「阪神・淡路大震災を伝える・知らせる——情報と通信の1990年代」を見ました。当時、ボランティアが編集した「避難所通信」には、避難者数やお風呂情報、商店の営業状況、家の片づけの手伝い依頼受付などの掲載があり、避難生活の様子が鮮明に伝わってきました。

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オフィス環監未来塾 代表中臣昌広

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