- 日替わりコラム
Wed
5/27
2026
子育て中に出会った竹熊宜孝先生の「食養生」で、私にとっていちばん難しかったのは「砂糖を避けること」でした。疲れると、すぐにエネルギーになる甘いものが欲しくなる。いただきものも多く、家には常にお菓子やジュースがありました。1本のジュースで1日の糖分摂取量の上限(25g)に達してしまうと知りながらもやめられず、心の中で言い訳ばかりしていました。
先生は砂糖の影響について、虫歯や肥満だけでなく、慢性的な摂取が代謝を乱し、アレルギーや糖尿病を招くおそれがあることについても、医師の視点から淡々と語られました。なかでも衝撃だったのは「依存しやすい」という指摘です。一度口にすると翌日も欲しくなり、習慣化していた自分に気づきました。
「塩分よりも、まず糖分を意識しなくては」と、その日から白砂糖を台所からなくし、みりんや干し柿、はちみつなどの自然な甘味に置き換えました。手間は増えましたが、その分、食と丁寧に向き合うようになりました。やがて次女は、小学2年生の頃から自分でお弁当を作り始め、家族全体の食への意識も変わっていきました。気がつけば家族は病気知らず。医療に頼る時間も費用も、ほとんどかからなくなっていました。こうして私は、身をもって「医食同源」を体感していったのです。
ローカルフードサイクリング株式会社 代表たいら由以子
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