イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

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7/14

2026

知るほどに奥深いお米のはなし(1)お米の展望を左右する私たちの食卓

 スーパーの棚からお米が消えた2024年夏。その後、お米の価格が高騰していきました。これまでお米は「物価の優等生」として「あって当たり前」の存在になっていましたが、実は米業界では「生産者の高齢化で近い将来、お米の供給が追いつかなくなる」と懸念されていました。
 「令和の米騒動」は天候による影響や試算ミスなどが要因でしたが、「お米が手に入らなくなる日が現実に起こり得る」ということを多くの人が実感するきっかけになったように思います。私たちが将来にわたってお米を安定的に食べ続けていくためには、今こそお米を食べることが大切です。お米を食べる人がいなければ、生産者はお米を作り続けることができません。「最後の晩餐に何を食べたいか」という問いに「塩むすび」や「ご飯と味噌汁」といった答えを多く耳にしますが、そのときお米が手軽に入手できるのかを左右するのは、今の私たちの食卓です。
 お米は身近な存在すぎて、知っているようで知らないことがたくさんあります。お米は単におかずの味を中和させるものではなく、味わい的にも栄養的にも文化的にも食事の礎となる存在。海外では感度の高い人たちからおむすびに注目が集まっています。今こそ”おむすびオリジン“である私たちがお米の価値を掘り起こしていこうではありませんか。
 今月から「噛むほどに広がるお米の魅力」をお伝えしていきます。

米・食味鑑定士/お米ライター柏木智帆

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