イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

DAILY COLUMN

- 日替わりコラム

Tue

8/25

2026

個別住宅のアリ類

 身近な存在であるアリ。住宅の庭先などにも実にさまざまな種類が生息しています。著者の住む千葉県でも多様なアリが確認されていますが、その捕獲や調査は特別な技術がなくても比較的簡単に行えます。方法としては、まずスナック菓子を用意し、一定間隔で地面に置いて30~60分ほどそのままにします。すると、集まってきたアリを容易に採集できます。採集したアリはアルコールに浸して保存するほか、冷蔵後に乾燥標本として保管することも可能です。
 アリの同定(種類の判別)にはある程度の専門知識が必要ですが、『日本産アリ類全種図鑑』(久保田政雄・今井弘民著/Gakken)や、『日本産アリ類図鑑』(寺山守・久保田敏・江口克之著/朝倉書店)などを活用すれば、実体顕微鏡を用いて十分に調査できます。
 ちなみに著者宅の庭では、トフシアリとヒメアリが優占種として確認されました。特にヒメアリは屋内へ侵入し、砂糖など甘味食品への被害が発生しました。そこで、防除対策としてハイドロジェルベイト剤(ジェル型駆除剤)を試験的に使用したところ、短時間で個体数を減少させる効果が確認されました。この結果については、2025年の都市有害生物管理学会で報告を行いました。なお、学会報告では、対照区の設定や経時的変化の解析を含め、効果を客観的に検証しています。

イカリ消毒株式会社 名誉技術顧問谷川力

全部または一部を無断で複写複製することは、著作権法上での例外を除き、禁じられています

戻る

ACCESS

- アクセス

事業所

〒275-0024
千葉県習志野市茜浜1-12-3
ライフ・クリエーション・スクエア内BMSA・環文研共同研究棟1階

Google Map

本部

〒151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-11
アグリスクエア新宿11階

Google Map
お問い合わせはこちら トップへ