イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

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2026

AI時代のメール術(5)相手が言いたいことをくみ取る力をAIがサポート

 ビジネスメールでは「書く力」よりも「読み取る力」が重要だといわれることがあります。なぜなら、相手が何を求め、どのような気持ちでその言葉を選んだのかを想像し、理解することが必要だからです。そして今、その読み取る力をAIがサポートしてくれる時代になりました。
 たとえば、相手から届いたメールを、個人情報・機密情報を除いたうえでAIに読み込ませ、「この人が本当に言いたいことを3行でまとめて」と指示すると、AIは主張や感情、背景などを整理して要約してくれます。忙しさや怒り、戸惑いなどの感情に捉われず、客観的に理解できるので、冷静な対応がしやすくなります。また、AIを「意図の翻訳機」として「どう返すのが自然?」と相談すれば、AIが相手の立場をくみ取った返信案を提案してくれます。コミュニケーションの温度差を調整してくれる第三の視点となります。
 さらに応用編として、送信前に「このメールを受け取った相手はどう感じる?」とAIに尋ねるという使い方もおすすめです。AIに受け手の印象をシミュレーションしてもらうことで、思わぬ誤解やトーンのズレを防ぐことができます。AIを、相手の意図をくみ取り理解を深める補助ツールとして活用しながら、自分の言葉で伝えることができれば、安心してメールのやり取りができるようになります。

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一般社団法人 日本ビジネスメール協会 認定講師長野裕香

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