- 日替わりコラム
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10/30
2026
工場の周りにある木や草などは、虫やネズミなどの住処となります。その対策として、木と植え込みとの距離を取り、なるべく暗く込み入った場所を作らないように剪定すると、虫の数はぐっと減ります。また、虫はとても臆病なので、移動は隠れながら行います。草が伸び放題で工場の壁まで生えている状態だと、虫の隠れ家が工場に隣接していることになり、侵入しやすい環境を作ることになります。このように定期的な管理を怠ると、虫の隠れ家・住処が増えて工場に侵入し、虫も激増してしまいます。工場周辺の植物の管理は的確に行わなければなりません。
鳥の巣にも注意が必要です。糞には病原細菌が含まれることがあり、カツオブシムシなど昆虫の住処にもなり、鳥にはダニも寄生しています。鳥の巣が出入り口や搬入口付近にあると、これらの危険が工場内に侵入する危険性が高くなります。鳥の巣がすでに問題となる場所にある場合は、鳥獣保護管理法などの関係法令に従って適切に対応します。さらに、今後は巣を作りにくい環境にしなくてはなりません。
また、使われていない排水溝や空き缶に溜まった水など、わずかな水たまりも虫の格好の住処となります。代表例が蚊で、早ければ10日ほどで成虫になります。水が溜まりやすい環境を作らないこと、もしくはそのような場所を定期的に清掃することが大切になります。
イカリ消毒編『食品工場必携 食品衛生べからず集』(2009年発行)改編
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