Kanbunken 環境文化創造研究所

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5/27

2022

実家の「着物の片づけ」に悩んだら

 実家の片づけのご相談で多いのが、着物です。「どうしたらいいですか」とよく聞かれるのですが、「本当は置いておきたいのか、それとも手放したいと思っているのか」がポイントです。もし置いておきたいのなら、着物のスペース確保のために違う場所から片づけていく提案もできますし、どうしたいのかがわからない場合には、「着物ダンスひとつを丸ごと置いておくか、すべて処分するか」ではなく、1着ずつ手に取って要・不要や処分の優先順位を考えていただくこともできます。
 ただし、提案を受け入れていただき作業を進めていると、途中で「やっぱり手放します」とおっしゃる方が多いです。おそらく冒頭のご相談の時点で、答えは出ていらっしゃるのでしょう。しかし、もし最初から私が「手放しましょう」と提案すれば、拒否されたり、途中で「やっぱり置いておく」、「今回は片づけるのはやめておく」と中断されたりする可能性が高くなります。一見遠回りのようですが、着実に片づけを進めるためには、ご本人の納得を待つことが大切です。
 また、着物にまつわるさまざまな思い出などを話しているうちに、持ち主は無意識に内面と向き合うことになり、徐々にご自身で結論へ近づいていかれます。周囲の人は、「結局どうするの?」という言葉はいったんなしにして、心を寄せて話を聞いてあげてください。

株式会社オフィスミカサ 代表・整理収納アドバイザー一級認定講師長野ゆか

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