Kanbunken 環境文化創造研究所

DAILY COLUMN

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Tue

2/16

2021

外出自粛で高齢者のQOL低下や認知症が進行

 新型コロナウイルスによって散歩や健康を促す行為を自粛した結果、QOL※ が損なわれ、認知症が進行したという人が増えているようです。介護施設では今も面会や外出が制限されており、家庭でも高齢者は外出や運動を控え、過剰とも思えるステイホームを続けています。「コロナと上手につきあっていく社会」と言いながら、自粛中心の生活しかないと思い込んでいる高齢者が多いように見えます。
 私の知人の70代男性は1か月以上も外出を控え、歩いて通院していた病院にも行かなくなり、足腰が弱くなって入院してしまいました。入院中も外を歩かせてもらえず、さらに認知症も進行して、退院後は介護施設への入所を考えています。別の高齢女性は東京で生活する息子がときどき様子を見に帰ってきていましたが、新型コロナウイルスによって息子の帰省を拒否するようになり、デイサービスにも行かなくなりました。現在は認知症が進行し、歩行も困難になってしまいました。
 一方で近くの公園に行くと、元気な高齢者の姿もあります。高齢者の運動として良いのは、歩くことです。緑の中を歩くと運動のほかに美しい風景や香り、温もり、風などで五感が刺激され、脳への良い影響は計り知れません。自宅で過ごす高齢者がQOLを落とさないよう、適度な運動や人とのつきあいをしていける方法を再考すべきでしょう。

※ Quality of Life の略。生活の質

介護問題研究家中村和彦

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