Kanbunken 環境文化創造研究所

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Thu

4/1

2021

ヤングケアラー

 「ヤングケアラー」とは、大人の代わりに障害や病気を抱えている家族の介護をしている18歳未満の子どものことです。中には、掃除、洗濯、買いものなどの家事全般、年下の兄弟の世話、病院の付き添いや家計を守るための労働など、家庭の負担を一手に担っている子どももいます。そのため学業に遅れが出たり、進学や就職を諦めざるを得ない場合もあり、深刻な社会問題となっています。
 「ヤングケアラー」は全国で推計3万7000人いるといわれ、そのうちの約8割が学校に通いながら週4日以上介護をしています。また、埼玉県の2020年の調査では、県内の高校に通う高校2年生の25人に1人が「ヤングケアラー」だということがわかりました。しかし、自分が家族の介護をしていることを知られたくないという子どもも多く、学校や行政も家庭内の事情には介入しづらいため、実態が把握されないまま誰にも相談できずに苦しむケースが増えています。
 核家族化や少子高齢化が進み、1人親家庭も増えている状況では、家族が介護をするのが当然という考え方は時代に合わないのかもしれません。子どもの夢や将来が奪われるのであれば、なおさら問題です。声を上げられない子どもたちに周りの大人が気づき、行政へ支援を働きかけるなど、なんらかの手を差し伸べることが大切だと思います。

ライター東納英輔

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