Kanbunken 環境文化創造研究所

DAILY COLUMN

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Thu

6/10

2021

「ウイルス」と「ウィルス」

 「外来語を使ったらアウト」というゲームをテレビで見ることがあります。気をつけていても、つい外来語を使ってしまうタレントの姿には笑いを誘われますが、私たちの暮らしにはそれくらいたくさんの外来語が入り込んでいます。これは日本語の特長ともいえます。
 ふだんはあまり気がつかないのですが、外来語のなかには、書き表し方に迷うものがあります。たとえば「ウイルス」。新聞やテレビでは、「ウイルス」が多く使われますが、ウェブサイトなどには「ウィルス」という表記も見られます。「イ」をそのまま書くか、小書きするかの違いです。「ウイスキー/ウィスキー」、「ウオーター/ウォーター」なども同様です。ほかにも「メイン/メーン」、「メール/メイル」、さらには「バイオリン/ヴァイオリン」、「チューバ/テューバ」、「コンピューター/コンピュータ」など、少し注意するだけで複数の書き方が見つかる外来語は少なくありません。
 ここまで挙げた書き方は、いずれも誤りではありません。ただし、伝わる文章にするにはできるだけ多くの人が使っている書き方に合わせることも大切です。たとえば「プラスチック」のほうが「プラスティック」よりも一般的だと判断したら、そちらを使うのです。日本語として無理なく発音でき、見慣れている人が多い書き方を選んでおきましょう。

文化庁国語課 国語調査官武田康宏

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