Kanbunken 環境文化創造研究所

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Wed

7/28

2021

日本の鰻事情

 東京大学の塚本教授らはニホンウナギの産卵場所が西マリアナ海嶺であると報告※1 ※2 し、新月の2~4日前にほぼ同一の海域で産卵しているらしいこと、産卵の水深は150~200mと比較的表層域であることなどを明らかにしています。稚魚は北赤道海流・黒潮に乗って、東アジア・日本まで旅をします。一昨年はウナギの稚魚が獲れず、危機感が高まりました。「もう食べられないかもしれない」と思った方は多かったかもしれませんが、昨年は稚魚の収穫もそれほど悪くなかったようです。
 私が沖縄赴任中は、何軒かある鰻屋のうち、当時首里にあった昭和51年創業の老舗「饅作(まんさく)」によく行っていました。沖縄独自の焼き方はなく、関西風のうな丼です。
 関東の蒸す方式と違って、岐阜や名古屋の焼き方は直焼きでバリバリという食感が特徴です。関西の地焼きも蒸さないのですが、岐阜などとはかなり異なります。以前岐阜に行ったとき、目当ての鰻屋が休みで困っていたところ、私の研究室(琉球大学)の学生さんの同級生と岐阜市街でバッタリ会いました。彼女が岐阜出身で、お父様から推薦された店が関市の「しげ吉」でした。私の一番のお薦めです。本当に縁とは不思議なものです。早く行って並ばないと食べ損ねるくらい人気が高い店ですが、現在はコロナ禍で持ち帰りのみだと聞いています※3 。

※1 Tsukamoto et al., Spawning of eels near a seamount. Nature 439, 929(2006)
※2 塚本勝巳,Nature Careers,特集記事,古代ギリシャ時代からの謎だった「ウナギの産卵場所」を突き止めた! 2011年11月10日
※3 2021年5月現在

特定非営利活動法人 バイオメディカルサイエンス研究会 常任理事前川秀彰

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