Kanbunken 環境文化創造研究所

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Thu

7/29

2021

中高生の20人に1人が家族の代わりに介護

 在宅介護では息子や娘が親の介護をするのが一般的ですが、中には孫にあたる若者が介護の担い手になっているケースもあります。厚生労働省の調査によると、中高生の20人に1人が、大人の代わりに家族の介護や家事を担っていることが明らかになりました。
 実際に私も老親を介護していた頃、高校生の息子が手伝ってくれることがありましたが、あくまでも私の手伝いでしかありませんでした。しかし今回の調査では、学校に行くことも友達に会うこともできず、祖父母の介護をする子どもたちが大勢いることがわかりました。
 親が仕事で介護に手が回らず、祖父母も介護施設に行くことを嫌がるという場合、子どもに祖父母の面倒を見てもらうというのは良くも悪くも自然の流れなのかもしれません。最初は手伝いであったものが、子どもに頼る時間が次第に長くなり、やがて主たる介護者になっていったのだろうと予想できます。中学生の時から介護経験のある女性の話ですが、介護と仕事をかけもちする母親が心配で祖母の介護は自分がやるべきだと思ったのだそうです。家族のためにという気持ちが強い子どもは、親に言われなくても自分がやらなければと思い込むのでしょう。
 今、コロナ禍で家にいる時間が長い学生が増えていますが、私たちはこうした見えにくい介護問題にも目を向けるべきだと思います。

介護問題研究家中村和彦

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