Kanbunken 環境文化創造研究所

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8/2

2021

デング熱を媒介する蚊の屋外での対策

 デング熱を媒介する蚊は、日本では主にヒトスジシマカです。ヒトスジシマカは、朝から夕方にかけて主に屋外で激しく人の血を求めます。一方、夜間寝ている時に耳元でブーンという羽音が聞こえ、睡眠を邪魔するのはアカイエカの仲間です。
 屋外での蚊の防除方法には、ボウフラと呼ばれる幼虫の発生源をなくす対策と成虫への対策があります。成虫では、物理的対策と化学的対策が重要です。物理的対策とは、蚊の侵入を防ぐ網戸などを利用することです。化学的対策は、殺虫剤を利用します。家庭では薬剤を揮散させる電気蚊取り器などを利用しますが、私たちは散布に優れた蓄圧式のハンドスプレヤー、炭酸ガス製剤および圧力の強い動力噴霧機を使います。人が入れないような大きな植栽に対しては炭酸ガス製剤や動力噴霧機、ULV※1 が有効ですが、住居周辺の植栽や物陰ではハンドスプレヤーが効率的です。いずれも成虫の留まりやすい葉の裏、植栽の中に噴霧します。
 利用する薬剤は、ハンドスプレヤーや動力噴霧機では魚毒性※2 の低いエトフェンプロックスで、炭酸ガス製剤やULVではフェノトリンを利用します。立入禁止区域を設けるなど、屋外では住民、植物や他の生物への影響も配慮しながら散布し、近隣住民に対しては殺虫剤散布を事前に周知徹底することが重要です。

※1 Ultra Low Volume。高濃度の薬液を少量、空間に噴霧する
※2 化学物質の魚介類(水産動物)に対する毒性

イカリ消毒株式会社 取締役・一般財団法人 環境文化創造研究所 理事谷川力

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