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Thu

8/26

2021

老後に備えて民間介護保険

 新型コロナウイルスで先の見えない現在、老後の暮らしが心配だという方は少なくないでしょう。特に親の認知症や介護に直面している50歳以上の世代は、より強い不安を抱えている方が多いように思います。そこで、選択肢として考えてほしいのが民間の介護保険です。
 介護が必要になった高齢者を社会全体で支えるために、介護保険制度ができました。40歳から加入が義務付けられ、65歳からさまざまな介護サービスが受けられますが、費用の1割(所得によっては2、3割)は利用者負担です。また、あくまでも介護サービスという「現物給付」であり、生命保険のように現金が受け取れるわけではないので、生活費は年金や貯蓄に頼らざるをえません。貯蓄や年金などに不安がある方は、あわせて民間介護保険を考えてみるとよいでしょう。
 民間介護保険には、一時金としてまとめて受け取れる「一時金タイプ」や一生涯年金として給付される「年金タイプ」、一時金と年金の両方が受け取れる「複合タイプ」などがあります。介護が始まると介護用品の購入や住宅の改修、さらには介護する側の収入が減少することもあり、経済的な負担は大きくなります。私は日々介護の現場にいる者として、一時的にまとまったお金が受け取れ、長期的にも年金として給付される複合タイプを検討されることをお勧めします。

介護問題研究家中村和彦

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