Kanbunken 環境文化創造研究所

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Tue

9/7

2021

ユスリカの生態

 ユスリカと蚊の成虫の姿はよく似ていますが、蚊が後肢を上げて壁などに止まるのに対して、ユスリカは前肢を上げて止まること、蚊の口器は発達して血などを吸う構造になっているのに対して、ユスリカは口器がないため血は吸わず、食物も摂らないことなど大きな違いがあります。ユスリカという名前は、静止するときに持ち上げた前肢を上下に「ゆする」様子から付いたといわれています※ 。
 一方、蚊の幼虫はボウフラ、蛹はオニボウフラと呼ばれ水中生活で空気呼吸をするのに対し、ユスリカの幼虫はエラで呼吸して酸素を得ています。さらにユスリカの幼虫は、水中だけでなく湿った場所を徘徊するものや土中で生活するものもいます。また、単為生殖といって雄が存在せず、雌だけで繁殖を繰り返す種も知られています。
 種を特定できると発生源がわかることもありますが、このような生態の情報だけで判別するのは非常に難しく、専門的な知識が必要になります。たとえば、毛の配列や交尾器の形を比較することもあります。幼虫の同定はさらに難しいので、成虫の形態に加え、DNA解析も進んでいます。
 また、水中に生息するユスリカの幼虫は、汚染度で生息種が異なるため、河川の汚染指標に利用されています。

※ 諸説あり

イカリ消毒株式会社 取締役・一般財団法人 環境文化創造研究所 理事谷川力

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