イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

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Wed

10/13

2021

えら、わた、うろこを取った魚を買ってみませんか

 10月は鯖(さば)、鰯(いわし)、鮭、秋刀魚、帆立、牡蠣など秋の魚介が出揃います。焼き魚、刺身、煮魚、揚げ物に腕を振るう季節です。近年の魚売り場では「喜んで魚をおろします」という掲示を目にしますが、頼むには少し勇気がいります。高価な魚や大型の魚なら頼みやすいのですが、「鰯をおろして切り身にして」と言うのに気が引けるのは私だけでしょうか。
 一方、切り身や刺身になったものを買うのは効率的ですが、切ってから時間が経っている心配があります。やはり直前に自分でおろしたほうが美味しいですし、満足感のようなものも得られます。それならば丸のままの魚を買って帰ろうかと考えるのですが、台所に残る生臭さや飛び散って流しに張り付いたうろこが頭に浮かびます。そこで、魚売り場で、えら、わた(内臓)、うろこだけ取ってもらうことを提案します。
 魚屋さんの包丁はよく切れるので、お腹から口の下(えらの付け根の下側)まで開いて、えらとわたを取り出すのは容易なので頼みやすいですし、身には包丁が入らないために魚も良い状態が保てます。家に帰って切り身や刺身にすれば台所は汚れませんし、見事な料理ができるようになると達成感もひとしおです。残ったあらは、すし屋のように「あら汁」にできますし、魚の骨はプランターの隅に埋めれば、植物の良い肥料になります。

古田優

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