イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

DAILY COLUMN

- 日替わりコラム

Wed

11/24

2021

若き開発者への手紙(11)多趣味になろう

 新製品を開発する際に、ライフスタイルや属性の違いによって、お客様がその商品を手に取ったときにどのように感じるのか、あるいはどのように取り扱うであろうかを想像することは非常に重要です。
 手足や腰に重りをつけて、高齢者や妊婦の疑似体験をするというプログラムがあります。プログラムの最中だけとはいえ、その立場の人たちの置かれている状況を知ることで、今後の見方や接し方は変わるでしょう。しかし、一般的なお客様の職業や家族構成、収入、ライフスタイルなどの違いを体験によって学ぶことはなかなか難しいと思います。
 子どもの頃に「本を読みなさい」と言われた人は多いと思いますが、その理由を教えてくれる大人は少ないように思います。読書の効用はいくつもありますが、そのひとつとして、小説などを読むことにより実際には経験できない人生を疑似体験し、そこから他人の立場や心理を学べることが挙げられます。
 また、世の中には読書以外にもさまざまな趣味がありますが、それらを経験することによって、その趣味に夢中になる心理や付随する多くの知識や技術を学ぶことができます。読書をはじめ多くの趣味を持つことで、「お客様の立場」になって考えることができる開発者を目指してください。

商品開発アドバイザーH・B 山越

全部または一部を無断で複写複製することは、著作権法上での例外を除き、禁じられています

戻る

ACCESS

- アクセス

事業所

〒275-0024
千葉県習志野市茜浜1-12-3
ライフ・クリエーション・スクエア内BMSA・環文研共同研究棟1階

Google Map

本部

〒151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-11
アグリスクエア新宿11階

Google Map
お問い合わせはこちら トップへ