Kanbunken 環境文化創造研究所

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Thu

12/9

2021

三浦半島の自然と歴史(3)三浦の野菜と海藻事情

 三浦はブランド野菜の生産でも知られ、有名なのは三浦大根です。首が細く尻に向かって太くなるために引き抜きにくく、高齢化の進む農家からは敬遠されています。そのため、ミニサイズが開発されました。生産量が少ないので以前は高額でしたが、最近は価格が下がってきています。煮るとすぐに柔らかくなり煮崩れしないので、煮物に最適です。
 大根の生産量は、青首大根が9割以上を占めています。成長すると地表からせり上がるため引き抜きやすく、収穫が楽なのが特徴です。そこに陽が当たって葉緑素がたまり、緑色になるのが名前の由来です。なんといっても広大な畑が三浦の特徴で、冬には大量の青首大根を栽培しています。大根畑が延々と広がり、その先には相模湾をまたいで富士山が見え、また、東京湾の向こうに房総半島の鋸山(のこぎりやま)が遠望できます。冬場は乾燥するので、特に海岸沿いに柵を作って漬物にするための大根を干している風景は、冬の風物詩となっています。やがて春になると、乾燥ワカメを作るためにワカメを干します。昆布も採れますが、出汁用ではなく早煮昆布として売られています。春キャベツは葉が柔らかく、生でもおいしく食べられます。畑からは衣笠山(きぬがさやま)が臨めます。我が家のベランダからは東京湾も相模湾も見えますが、海面から水蒸気が出ているのか、その先の房総半島や伊豆大島はいつも霞(かす)んでいます。

特定非営利活動法人 バイオメディカルサイエンス研究会 常任理事前川秀彰

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