Kanbunken 環境文化創造研究所

DAILY COLUMN

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Thu

1/27

2022

高齢者の収納は「スッキリ」だけでいい?

 必要なものを出しやすく戻しやすくするためには、扉のある棚や引き出しの中に収めるのが一般的です。どこかにものを入れてしまえば見えなくなり、見た目にはスッキリするため「片づいた」という満足感を得られます。ただし、目に触れないがゆえに、どこに入れたかがわからなくなったり、収納したけれど手を付けないまま「開かずの扉」になりやすいのも事実でしょう。
 そのため、特に高齢者の方には、ラベリング※ などの工夫とともに、「見える収納」をお勧めしています。たとえば、キッチン用具などを引き出しに入れずに、かごに入れたり壁にかけたりすることで、あえて見えるようにする方法です。また、寝室のクローゼットの扉など、もし開けづらい扉なら、あえて取り払うことで「見える」ようにするのもよいでしょう。「見える=見て何があるのかわかる=思い出す」のですぐに出すことができますし、扉を開けるというひと手間が不要になるので、戻しやすくもなります。
 ただし、見た目はあまり美しくないので、来客時には布で覆って隠せるようにするなどの工夫は必要かもしれません。こうしたやり方も、いきなり進めるのではなく、まずは小さなスペースから取り組み、効果などの様子を見ながら試してみてください。

※ シールなどを貼って、収納している中身をわかりやすく表示する方法

整理収納アドバイザー一級認定講師長野ゆか

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