Kanbunken 環境文化創造研究所

DAILY COLUMN

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Thu

2/3

2022

鬼虎魚(おにおこぜ)

 2月3日の節分には、豆まきをする家庭も多いと思います。親御さんなどが鬼のお面をかぶり、豆をぶつけられる役を引き受けるのが習慣という家庭もあるのではないでしょうか。魚の世界にも、鬼の文字がつくものがいます。名前は鬼虎魚。カサゴ目で、カサゴの親戚です。
 全長20cmほどのやや扁平な体つきで、ほころびたようなボロが全身に付着しており、迷彩模様のある褐色の魚です。あまり泳がず、海底に定着して過ごしています。その姿は岩の一部のように見え、近縁の魚に英名で「ストーンフィッシュ」と呼ばれるものもいます。
 餌の小魚が気付かずに近づくと、一瞬で飲み込みます。生息地はおおむね太平洋側は房総以南、日本海側は新潟以南です。背びれには毒があり、岩礁地帯を歩くときは注意が必要です。ただ、味は良い魚で高級魚の部類に入ります。白身で締まった肉質をしていて、姿造り、塩焼き、唐揚げにしていただきますが、特に背中を半分開いて背骨を表面に出し、丸ごと唐揚げにすると骨ごと豪快に食べられて美味しいです。
 昔はこの魚を干して魔除けに使っていたこともあるほど、容姿には迫力があります。山登りに持って行き、道に迷って鬼婆に出会ってしまったときに投げつけると、ひるんだすきに逃げられるとされており、「ヤマノカミ」の別名も持っています。

古田優

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