Kanbunken 環境文化創造研究所

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Wed

3/16

2022

未利用魚を「有効利用」する

 今、未利用魚がますます注目されています。日本でも養殖は増えていますが、漁業は天然物の収穫である以上、好不漁はついてまわりますし、釣り用語では「外道(げどう)」と呼ばれる本命以外の魚も混ざります。
 産地と消費地を結ぶ市場が生まれて以来、トロ箱という単位で取引されるようになったため、1箱に満たない半端な数の魚は流通には向かないという理由から敬遠されてきました。肥料や飼料用に乾燥粉砕加工され、「ミール」と称して利用されるものはまだ良いとしても、漁場で捨てられてしまうものもあります。中には美味なものもありますので、持続性のある資源利用の立場からも効率よく利用したいものです。
 近年、インターネットなどを使って、現地で仕入れた魚を直接料理店に販売するビジネスが生まれてきましたが、大量取引は難しいようです。そこで、過去の利用方法を思い返すと参考になりそうです。これまで、魚体が小さい、小骨が多い、鮮度低下が速くて流通しにくいといった魚は、骨ごとすりつぶしてさつまあげにしたり、採肉機で身を搾り取って水で洗った後に脱水し、かまぼこなどにしてきました。ここに立ち返り、東シナ海で漁獲された半端な数の魚や雑魚の身からソーセージなどを作ることを始めた会社が下関市にあり、資源の有効利用を評価され、山口県から表彰を受けています。

古田優

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