Kanbunken 環境文化創造研究所

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Wed

4/20

2022

切手になった魚介「藤壺(ふじつぼ)」

 4月20日は、「郵政記念日」です。1871年、それまでの飛脚制度に代わり郵便制度が始まったことを記念して制定されたものです。過去にはこの前後に「全日本切手展」が行われていました。
 あまり知られてはいないかもしれませんが、魚介類が切手の絵柄となっているものが、日本だけでなく世界にも数多くあります。いずれも食料や観賞用として価値の高い魚介類が描かれているのですが、中にはその国の食習慣が感じられて感慨深い切手もあります。
 そんな中で珍しいのが、チリの切手に描かれている藤壺です。藤壺は、その姿から貝の仲間だと思っている人もいるようですが、甲殻類の仲間です。富士山のような形をした殻の中に足を上にして入っており、茹でたり蒸したりして食べます。日本では、大型のミネフジツボという種類が青森県などで食されています。
 チリではピコロコという、直径が10~12cmもある大きな藤壺を食すのだそうです。魚市場で生きたまま売られていて、塩茹でにしたものにレモンの絞り汁をかけたり、ブイヤベースのような煮込み料理で食べると蟹のような旨味が味わえ、大きいので5個くらい食べれば十分満喫できるとのことです。チリ以外でも、藤壺はアンゴラやオランダの切手の絵柄になっています。

参考文献:『エビとカニの博物誌―世界の切手になった甲殻類』大森 信著 築地書館

古田優

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