Kanbunken 環境文化創造研究所

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Tue

4/26

2022

和語と漢語

 少し専門的な話をしましょう。私たちの使っている日本語には、和語と漢語があります。ほかにもカタカナで書くような外来語がありますが、伝統的な日本語は、和語と漢語に分けられます。
 たとえば、「決める」、「定める」は和語です。これに対応する漢語には、「決定」、「決断」、「判定」などがあります。漢字には、訓読みと音読みがあります。和語は訓読みする言葉、漢語は音読みを使う言葉という説明もできるでしょう。また、和語は日本に昔からあった言葉の形であり、漢語は中国から輸入された言葉であるともいえます。この両者の使い分けを、いつも意識している必要はありません。ただ、それぞれの特徴については、理解しておくとよいでしょう。
 和語は、漢語よりも柔らかい印象を与えます。たとえば「苦悩」より「悩み」、「歩行」より「歩き」のほうが親しみやすい言い方といえるでしょう。特に話し言葉では、和語を使ったほうがうまく伝わります。
 一方、漢語には、物事を正確に、重みを加えて伝える働きがあります。たとえば「変わる」という和語は、「性質が/予定が/町並みが」につなげて使えます。けれど、「性質が変化する」、「予定が変更される」、「町並みが変容する」など、それぞれに応じた漢語を使うと、より正確な意味合いを表せます。加えて、かしこまった印象にもなるのです。

文化庁国語課 国語調査官武田康宏

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