Kanbunken 環境文化創造研究所

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2022

三浦半島の自然と歴史(6)大型の蛾

 アケビコノハは、翅長が95~100mmのヤガ(蛾)の仲間で、幼虫はアケビの葉を食べます。成虫は夜間果樹園に飛来し、モモ、ナシ、ミカン、ブドウなどの熟した果実の液を吸うので、被害が出ます。枯葉そっくりに擬態していますが、中の翅は黄色地に黒色の目玉のような模様のついた目立つ綺麗な蛾です。成虫で越冬するので、春以降、アケビの木を見つけて幼虫を探しましたが、見つかりませんでした。幼虫は大きな黄色の眼状紋を持ち、それをより大きく見せることで威嚇します。
 ヤママユガはときどき、三浦にある自宅マンションの廊下に飛んできます。北海道から九州にかけて分布し、天蚕(てんさん)とも呼ばれる日本の代表的な野蚕(やさん)です。ヤママユガ科に属し、翅長は115~150mmと大きく、幼虫はブナ科の葉を食べます。また、卵で越冬します。薄緑色の繭は、天蚕糸として織物に利用されています。長野県の穂高町有明地区では、天明の頃から飼育が始まり、製糸が行われていました。クスサン(翅長100~130mm)、ヒメヤママユガ(85~105mm)も、ときどき飛来する大型の野蚕です。シンジュサン(110~140mm)は、与那国島に生息する日本最大の蛾であるヨナグニサン(200~250mm、怪獣モスラのモデルになった蛾)に似ています。オオミズアオ(80~120mm)は、水色の大変綺麗な蛾です。

認定NPO法人 バイオメディカルサイエンス研究会 常任理事前川秀彰

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