Kanbunken 環境文化創造研究所

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2022

SDGsビジネス最前線(14)SDGsゴール12「つくる責任 つかう責任」

 SDGsゴール12は、「持続可能な生産・消費形態を確保すること」です。私たち人類は、自然の恵みなくしては生きていけません。自然の恵みとは、農産物だけではなく、土壌や水を含めた生態系すべてを指します。化石燃料も有限ですから、できるだけ大事に、節約しながら使わなければなりません。一方で、化石燃料を燃やすときに出る二酸化炭素が地球温暖化の原因のひとつになっていることも忘れてはならないでしょう。
 限りある資源を効率よく利用することで、生きるために必要な資源を次世代に残すことができます。そのために、私たち個人や企業が「3R(リデュース、リユース、リサイクル※ )」に取り組むことが重要です。
 日本でもここ数年、海洋プラスチックごみ問題への認識が高まり、2020年7月からは「レジ袋の有料化」が始まりました。今年4月からは新法により、コンビニなどでのプラスチック製フォークやナイフ、ストローのほか、ホテルでの歯ブラシやクシなど12品目の無償提供が規制されるようになりました。また、食品の大量廃棄は、昨年の東京五輪でも問題になりました。貧困や飢餓にあえぐ最貧国がある一方で、先進国ではメーカー(余剰生産)、小売り(売れ残り)、消費段階(食べ残し)で大量の食品ロスが発生しています。「ゴール12」は、まさに企業と消費者が一体となって考えなければならない深刻な問題です。

※ リデュースとは使う量を減らすこと。リユースは再利用であり、古着や中古本の売買なども含まれる。
  リサイクルは回収した製品や容器を物理的・化学的に処理し、再び利用できるようにすること

『オルタナ』編集長森 摂

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