イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

DAILY COLUMN

- 日替わりコラム

Tue

5/31

2022

日本のゴキブリの種類

 ゴキブリは、常に「嫌いな虫」の上位に名前が出てきます。人と接するゴキブリは10種ほどが知られていますが、家庭ではクロゴキブリやヤマトゴキブリ、ビルや飲食店ではチャバネゴキブリ、暖かい排水系統や西南諸島ではワモンゴキブリ、コワモンゴキブリ、トビイロゴキブリが見られます。近年、この種類にも変化が見られ、一部の飲食店などでチャオビゴキブリやキョウトゴキブリが発見されることがあります。
 しかしそれ以外にも、日本には60種類以上のゴキブリ類がおり、そのほとんどが森林性のゴキブリです。森林性のゴキブリの役目は「森林の再生」です。森林性のゴキブリは落ち葉や朽ち木の中に生息し、それらの分解を助けます。あまり知られていませんが、シロアリはゴキブリの近縁種に分類されています。
 日本で最も大きいヤエヤママダラゴキブリ(体長50mm弱)やオオゴキブリ(40mm)などは、森林内でひっそりと暮らしています。一方、日本で最も小さいゴキブリは、ホラアナゴキブリ(2mm)です。その大きさには驚かされますが、世界で一番大きなゴキブリは体長では11cmのナンベイオオチャバネゴキブリ、体重では35gのヨロイモグラゴキブリです。近年、ゴキブリをペットして飼育する愛好家が増えており、「ペットローチ」といわれています。

イカリ消毒株式会社 取締役・一般財団法人 環境文化創造研究所 理事谷川力

全部または一部を無断で複写複製することは、著作権法上での例外を除き、禁じられています

戻る

ACCESS

- アクセス

事業所

〒275-0024
千葉県習志野市茜浜1-12-3
ライフ・クリエーション・スクエア内BMSA・環文研共同研究棟1階

Google Map

本部

〒151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-11
アグリスクエア新宿11階

Google Map
お問い合わせはこちら トップへ