Kanbunken 環境文化創造研究所

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2022

食品衛生に取り組むあなたへ(26)認知的倹約家

 飲食店などで発生してしまう化学物質による食中毒のひとつに、「食用油だと思って使ったものが洗剤だった」という、「食品と薬剤の取り間違いによる事故」があります。また家庭での調理でも、同じような事故が起きてしまう可能性があります。
 そのようなときは、「その人がうっかりしていたから」というように個人の責任で終わらせるのではなく、万人に有効な対策を考えることが重要です。そのためのポイントになるのが、「認知的倹約家」という概念です。
 これは、心理学者のフィスクとテイラーが提唱したもので、「人間は、関心や興味があること以外については、できる限り少ない労力で認識したり、判断を下したりしようとする特性を持っている」というものです。
 たとえば、「食用油を手に取って、鍋に一定量を注ぐ」という動作をしたいとき、すぐ隣に洗剤が並んでいてそれらの容器の種類も似ていた場合、「今、何を手に取っているのか」という認知が抜け落ちてしまったら、事故に直結してしまいます。
 このような人間の特性を考えると、忙しい現場において「食品と薬剤はひとまとまりにせず、保管位置を分ける」というルールが、いかに大切であるかがご理解いただけると思います。

リテールHACCP研究所山森純子

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