Kanbunken 環境文化創造研究所

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2022

若き開発者への手紙(19)即興劇から学ぶ

 私が幼少の頃、自宅裏の鍛冶屋が火事にあいました。普段、大きなハンマーを打ち下ろしている屈強な男たちがパニックに陥り、声が裏返ってしまって、誰にも聞こえないような弱々しい声で「火事だ~」と叫んでいたのを記憶しています。この時、人はパニックに陥ると普段は当たり前にできることも、できなくなってしまうのだということを学びました。
 演劇界には「show must go on」という言葉があります。たとえ芝居の途中で自分や相手のセリフが飛んでしまっても、照明や音響の具合が悪くても、「幕が開いたら芝居をやり続けなければならない」という教えです。最後までやり抜くために必要なのが、アドリブ力です。
 これは、ビジネスや開発の世界にも必要なことです。会議の席上で、偉い人からの想定外の質問でパニックに陥って窮してしまうのか、開発の途中で予期せぬ技術的な問題に直面して頓挫してしまうのか、あるいは冷静に機転を利かせて窮地を脱することができるのかは、そのような出来事に出くわした経験の数によるところが大きいといわれます。
 欧米のビジネススクールではこのような経験を補うために、「インプロヴィゼーション(即興劇)」を学ぶそうです。どのような仕事においても、想定外の事案発生時において冷静に問題を解決するためには訓練が必要だということなのです。

商品開発アドバイザーH・B 山越

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