Kanbunken 環境文化創造研究所

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8/1

2022

誌上でめぐる世界の恐竜化石(7)スコットランド

 翼竜は中生代、前脚に膜状の翼をもつことで、滑空することができるようになった爬虫類です。中生代に生息した爬虫類ですが、股関節が凹んでいて穴になっていないので、恐竜には分類されません。
 今年2月、イギリス・スコットランドの約1億7000万年前(ジュラ紀中期)の地層から新種のデアルクが発見されたと報道されました。翼を広げた左右の幅が約2.5m、ジュラ紀では最大級の翼竜として注目されています。ただし、白亜紀後期には10mの種類もいましたから、翼竜としてはそれほど大きくありません。
 約1億5000万年前のジュラ紀後期に恐竜の中から鳥類が進化してきたため、それ以降の空は、翼竜の独壇場ではなくなってしまいました。翼竜は鳥類に追いやられて、外洋性の大型種しか生き残れなかったという説もあります。
 デアルクの発見は、翼竜の大型化が鳥類の出現以前に始まっていたことを示しているのかもしれませんし、鳥類の出現がもっと早かったことを教えてくれているのかもしれません。
 下記のサイト※ で論文が無料公開されていて、ビデオ解説も観られます。英語の勉強がてら、スコットランドの女性研究者の言葉に耳を傾けてみてください。

※ 論文とビデオ解説が無料公開されているサイトはこちら↓  https://www.cell.com/current-biology/fulltext/S0960-9822(22)00135-X  画面を下にスクロールすると、動画も観られます

独立行政法人 国立科学博物館 副館長・研究調整役真鍋真

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