Kanbunken 環境文化創造研究所

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Thu

9/1

2022

大腸菌による食中毒

 今年4月、東京都が設置する新型コロナウイルス感染症の宿泊療養施設で、患者数約30名の弁当を原因とする食中毒事件が発生しました。
 この施設では、入所者に3食とも施設外部の飲食店で調製された弁当が配布されていました。その弁当は、大量の弁当調製の経験が少ない飲食店が提供したものでした。このような急ごしらえの療養施設や大規模災害の際に設置される避難所では、調理・保存設備や手洗いなどが十分ではないことによる大規模な食中毒を起こしやすい傾向があります。
 今回の食中毒の原因菌は、耐熱性毒素様毒素遺伝子(astA)保有大腸菌O166で、この菌は腸管出血性大腸菌などと同じ下痢原性大腸菌の一種です。通常、大腸菌は病原性を持ちませんが、下痢などの病原性を持つものがあり、下痢原性大腸菌と呼んでいます。
 キャンプやバーベキュー(BBQ)が人気となり、ビルの屋上などでも手軽にBBQができるレストランなども増えてきていますが、腸管出血性大腸菌O157などによる食中毒に注意が必要です。BBQは小さなお子さんが参加することも多く、これらの食中毒にかかると後遺症の心配もあります。農林水産省のホームページに食品の運搬時の注意事項、手洗いの励行、生肉専用のトングの利用など、BBQの注意事項を記載したリーフレットがあるので、一読されることをお勧めします。

東京食品技術研究所 学術顧問鈴木達夫

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