Kanbunken 環境文化創造研究所

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Thu

9/8

2022

三浦半島の自然と歴史(11)食草で気になる虫たち

 アカバナ科の帰化植物アカバナユウゲショウが、我が家のベランダで小さな花を咲かせています。
 この花は、春から9月ごろまで次々と咲きます。9月から10月にかけては種ができているか枯れている時期ですが、まだしっかり葉が付いている株の葉脈だけを残して食べる瑠璃色の甲虫を見ることができます。幼虫も成虫も、同じ葉を食べています。
 カミナリハムシは種類が多く区別が難しいため、マツヨイグサに付くアカバナカミナリハムシ(アカバナトビハムシ)と同じかどうかわかりません。ただ、我が家では、アカバナユウゲショウだけを食べているので、同じ種類の虫だと思います。株のすべての葉を網目状にして、いつの間にか、いなくなっています。
 ある日、散歩の途中でキアゲハの幼虫が食べている立派な草を見つけました。最終齢の幼虫も若齢幼虫もいました。ミツバに似た葉と立派な花と蕾がついていました。すでに若い葉がなくなっていたのでわかりにくかったのですが、アシタバでした。セリ科なので、キアゲハの食草です。葉がなくなり蕾と花しか残っていないのに、せっせと食べていました。幼虫はどぎつい模様なので、そのせいで鳥も食べに来ないのでしょうか。野生の昆虫と植物の逞(たくま)しさを見ることができました。

認定NPO法人 バイオメディカルサイエンス研究会 常任理事前川秀彰

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