Kanbunken 環境文化創造研究所

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Thu

9/22

2022

若き開発者への手紙(21)「既成概念」から自由になる

 昨年、あるパラリンピック選手の言葉にハッとさせられました。「私たちは、皆さんが眼鏡をかけるように車いすを使っているだけです」。目から鱗が落ちる思いでした。普段から、既成概念や固定観念にとらわれてはいけないと思っていただけに、猛省したのです。
 義手や義足、車いすを使うと、「障がい者」と呼ばれるのはなぜなのでしょう。近視や乱視や老眼で眼鏡をかけても、「障がい者」とはいわれません。眼鏡やコンタクトレンズだけではなく、入れ歯やインプラント、補聴器など、どれも人体が持つ機能を道具で補完するという点で、なんら変わりはないはずです。
 近年は、計算は電卓任せ、わからないことはスマートフォンで検索し、VR※1 ゴーグルをつけて疑似体験までする。私たちはいつの間にか、SFに出てくるアンドロイド※2 に近づいてきているようにさえ思えます。
この先、「帽子をかぶればAIが認知症の脳の機能を補完してくれる」そんな時代が来るかもしれません。そう考えると、「障がい者」という言葉は、もう時代錯誤といえるのではないでしょうか。
 新しい商品の開発者は、既成概念や固定観念にとらわれていないかを常に自問自答しながら、社会に貢献する仕事を目指してもらいたいと思います。

※1 「Virtual Reality」の略。「仮想現実」
※2 ヒューマノイドロボット(人間型ロボット)の一種。ギリシャ語のandròs(人間、男性)からの合成語

商品開発アドバイザーH・B 山越

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