Kanbunken 環境文化創造研究所

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Thu

11/24

2022

ちょっと気になる新技術(32)清掃を省力化する海水魚の水槽「リトルマリン」

 海水魚は種類が多く、色彩も鮮やか。魅せられて、水槽飼育に取り組む人はたくさんいます。一方、水槽の海水を浄化するバクテリア培養の失敗や潮ダレの発生による汚れなどで、飼育を諦めてしまう人も多くいます。この度、株式会社三陽プレシジョンの小島裕司社長が開発した「リトルマリン」は、水槽内の海水を循環濾過させながらバクテリアを活性化する浄化装置です。この装置を利用すれば、水槽の清掃はほとんど不要になります。
 水槽に沈められる浄化装置は、底部がいくつかの小部屋に分けられたバクテリアの培養室になっており、エアーポンプから送られた空気が海水に溶解して各分室のバクテリアに酸素を供給します。浄化装置の端部ではエアストーンから出る気泡が上昇し、その力で水槽の水を流動させ、培養室と水槽内の海水を循環させます。水槽の底面では海水が湧水となって底砂を吹き上げます。通常は底砂の排泄物や残餌が目詰まりしてバクテリアの死滅原因になるのですが、湧水作用でバクテリアを活性化させ、かつ排泄物の掃除が不要となる仕組みです。
 小島社長は製作にあたり1年半ほど実験を重ねていますが、一度も清掃をしていません。海水は澄み、魚は元気に泳ぎ回っています。蒸発したぶんの真水(海水ではない)を、ときどき補充するだけです。

一般社団法人 発明学会 顧問平井工

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