Kanbunken 環境文化創造研究所

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2022

アライグマの被害

 アライグマの急激な増加は、昔の人気アニメの影響などでペットとして飼い始めたものの、成獣になり気が荒くなると飼育に耐え切れなくなり遺棄されたものが増えてしまったのが原因だといわれています。
 アライグマは雑食性で、環境適応力が高い動物です。日本では同じ生息圏に住むタヌキ、アナグマと競合し、農業上の被害も報告されています。そして、被害は私たちの居住空間でも急増しています。イヌやネコほどの大きさですので、一般家庭での被害は天井裏に侵入しての糞尿の害、騒音などですが、そのような生きものに侵入されるだけで不快です。
 公益社団法人日本ペストコントロール協会で集計したアライグマの相談件数は2014年には95件でしたが、2020年には858件と約9倍に急増しています。被害の季節的な消長では5月にピークがみられ、これは春季の3~4月頃に誕生した個体が活動できるようになる頃にエサの豊富な生活圏に移ることで被害が発生するためではないかと考えられています。なお、都道府県別の相談件数では兵庫県が最上位ですが、同様に相談件数の多いハクビシンが東京都、埼玉県、神奈川県と関東に集中しているのに対して中部関西圏で相談件数が多いのは興味深いと思います。まだ日本では報告されていませんが、アライグマ回虫という恐ろしい人獣共通感染症を媒介することでも知られています。

イカリ消毒株式会社 取締役・一般財団法人 環境文化創造研究所 評議員谷川力

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