Kanbunken 環境文化創造研究所

DAILY COLUMN

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Thu

12/1

2022

今年の「魚へんの漢字」

 今年はコロナ禍に加え、ウクライナ情勢や経済の不安定さなど、激動の年になりました。この先どうなってゆくのか、先が見通せず危ない状態が続いていることを考えると、今年の世相を表すのは”魚へんに危ない“と書く「鮠(はや)」ではないかと思います。
 鮠という固有の種はありませんが、オイカワ、アブラハヤ、ウグイなど、細長い中型のコイ科の淡水魚を鮠と呼ぶようです。いずれも川の中流付近に棲み、人間の生活圏に近いため、水遊びができる川が近所にあった人は、子どもの頃に釣って遊んだ経験があるのではないでしょうか。
 鮠は、春先に浅瀬を飛び回る羽虫をジャンプして捕食します。鳥の羽などを巻いて羽虫に似せた釣り針を毛鉤(けばり)と呼びますが、これを水面に流すとこれにも飛びかかります。川の瀬に立って幹糸(みきいと)に毛鉤を数本結びつけた仕掛けを上流の水面に落とし下流に流すと、小さいながらも猛アタックして食いついてきます。
 淡水魚は泥臭いというイメージがありますが、浅い川の瀬で釣れるのは若魚(わかうお)が多いせいか、あまり気にならないようです。丸ごとから揚げにすると、上品でジューシーな白身とさくさくとした骨がとても美味しいです。鮠は世界中にいると思いますので、いつか世界の釣り人たちと、一緒に鮠釣りを楽しみたいです。

古田優

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