バーチャルで買いものを楽しむ

　ネットショッピングは、店舗に行かなくてもウェブサイトで購入手続きをすれば商品が配送されるとても便利なサービスです。コロナ禍で外出が減ったことで利用者が急激に増えましたが、さらに、これまでは主にゲーム業界で使われていたVR(バーチャルリアリティ)を導入した「バーチャルショッピング」が人気のようです。
　ネットショッピングでは、ウェブサイトに掲載されている商品の写真や説明を見て購入しますが、バーチャルショッピングはバーチャル空間に出現した仮想店舗で実在する店舗と同じようにショッピングを楽しめます。3次元コンピューターグラフィックスや360度カメラを使い、あたかも自分が本物の店舗にいるような感覚で商品の購入ができます。利用者がアバター※ となって店内を自由に移動できたり、販売員のアバターが配置されていたりする店舗もあります。
　また、ネットショッピングでは試着ができないことが欠点でしたが、バーチャルショッピングでは利用者が自分の3Dアバターを作って、バーチャル空間上で瞬時に複数の試着体験ができるスマホアプリも開発されています。
　今後もバーチャルショッピングは、ますます進化することでしょう。皆さんも、近未来の買いものを楽しんでみてはいかがでしょう。

※ インターネット上の仮想空間において、自分の分身として表示されるキャラクター

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