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2023

新しい選択肢としての「地方移住」(1)東京都目黒区から和歌山県田辺市龍神村へ家族で移住

 近年、テレワークが一般化しましたが、田舎のほうが明らかに豊かに暮らせると思います。自然に囲まれて空気が良いし、東京よりも地価が安く土地も広いです。私は今、自宅の大きな窓から山を眺め、音楽を聴きながらコーヒーを片手にこの原稿を書いています。天井が4mある広いリビングは快適です。地元の子どもたちは新型コロナウイルスも関係なく、マスクをせずに外で遊んでいます。
 土地が安いと、得られる利益が違います。都会に暮らす多くの人は、収入の3分の1ほどを家賃として支払っていませんか。私の住まいは、家賃が2万5000円です。田舎は圧倒的に土地が安いので、たとえば月収が30万円であれば27万円が手元に残り、9割は自由に使えます。また、物価も安いです。地域にもよりますが、私が住んでいる和歌山県では、多種多様な青果や魚類が常に鮮度良く、安価で手に入ります。東京には出回らない地元ならではの青果や魚類などが安く味わえるのは、とても楽しく、贅沢です。
 さらに、田舎ではあらゆるサービスを即座に受けることができ、好きなことに有意義に時間を使えます。コンビニエンスストア、スーパー、役場、銀行、郵便局、トイレなどの混雑や車の渋滞とも無縁で、並ぶこともありません。次号では、移住前の心構えについて紹介します。

地方移住経済情報研究家金丸知弘

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