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2023

食品衛生に取り組むあなたへ(33)「要素還元主義」と「複雑系」

 食品の安全や衛生を実現するために、必要なことはなんでしょうか。「整理・整頓・清掃・清潔・習慣づけ※ 」の5S、「一般衛生管理」、「HACCP」、「フードディフェンス」などが、その要素として挙げられるでしょう。
 このように抽象度が高く難しい事象であっても、それを構成している要素に分解し、個々の要素を理解することによって、事象全体をある程度わかりやすくすることが可能になります。このようなアプローチの仕方は、「要素還元主義」と呼ばれます。
 しかし、バラバラに分解した構成要素を理解しさえすれば、事象全体を適切に捉えることができる単純なことばかりではありません。
 このようなとき、「複雑系」という捉え方があります。「複雑系」は、個別の要素の機能とは別に、各機能が相互に影響を与え合いながら全体を構成していると考えるので、バラバラな要素にまで分解してしまうと、その過程で本質が抜け落ちてしまうとされています。
 食品安全や食品衛生においても、「要素」と「全体」の両方の視点でバランス良く物事を捉えそれを自分の言葉で表現できる力は、大切な能力のひとつです。日頃から意識することで少しずつ身につきますので、ぜひトレーニングしてみてください。

※ 「習慣づけ」は、「しつけ」ともいわれる

リテールHACCP研究所山森純子

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