イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

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2023

三浦半島の自然と歴史(15)虫たちと出会う場所

 ベランダの網戸に止まっていた7~8mmの虫。一見、ゾウムシには見えなかったものの、直感でゾウムシかなと思い検索してみたところ、ウスモンツツヒゲナガゾウムシでした。オスはヒゲにふくらみが2か所あり、メスの1か所と区別できます。止まっていたのは、オスでした。今まで見つけた虫は1回しか飛来していないものが多いため、貴重な機会をできるだけ逃さないように散歩のときも周囲を見ながら歩くので、目的の場所に着くのに時間がかかってしまいます。
 ヤブカラシの花が咲いているときは、しばらく待っているとスズメバチやアシナガバチが飛んできます。餌場に来ているので攻撃的ではなく、セセリチョウやミツバチ、シジミチョウ、ハエやアブたちとは小競り合いをしつつ蜜を吸っているので、じっと見ていることができます。
 その観察に最適の場所が、両側からツツジとヤブカラシが繁茂する近くのスーパーマーケットへつながる小道だったのですが、あるときから通行止めにされてしまいました。スズメバチが飛んでいるのを気にしたのでしょうか。よく飛んでくるのは、比較的おとなしいコガタスズメバチですが、飛んできたところを追い払うような仕草をすれば、襲うこともあるかもしれません。対応を誤ると危険な虫であることに間違いはありませんので、近づかないに越したことはありません。

認定NPO法人 バイオメディカルサイエンス研究会 常任理事前川秀彰

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