自分に「〇〇くせ」をつけよう

　新入社員の皆さんは、入社して2か月。日々葛藤し、そして試行錯誤しながらさまざまな壁と向き合っている頃ではないでしょうか。
　最近、スポーツの国際大会において印象に残ったシーンがふたつありました。ひとつ目は、昨年のサッカーワールドカップ準決勝です。三笘(みとま)薫選手からのラストパスがラインギリギリの際どいプレーでしたが、VAR判定の結果ゴールと認められ、日本が決勝トーナメント進出を決めたシーン。”三笘の1mm“と世界中で大きな話題となりました。そしてもうひとつは、WBCの日本対韓国戦です。L・ヌートバー選手が、全力疾走でフライをダイビングキャッチしたシーン。彼の気迫あふれるプレーは日本のピンチを救い、チームを勢いづけました。これらふたつのシーンに共通する「最後まで諦めない」、「最後まで全力を尽くす」プレーが、結果として勝利を手繰り寄せたのです。
　アインシュタインは「失敗したことのない人間というのは挑戦したことのない人間である」と述べています。成功は苦しいことから逃げず、絶対に諦めない人が勝ち取るものです。
　さまざまなことに挑戦し、そして大いに失敗するなかで、「努力するくせ」、「諦めないくせ」等々、自身の成長につながる習慣付け(くせ付け)をして、目の前の課題から目を逸らさずに挑戦していってください。

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