イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

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Tue

7/4

2023

乳製品の魅力と健康(3)夏にも毎日飲みたい牛乳!

 暑くて喉が渇いたとき、何を飲みますか?実は、汗をかくと塩分(ナトリウム)だけではなくカルシウムも失われます。マグカップ1杯(200ml)の牛乳にエネルギーは126kcal、カルシウムは227mgと1日の成人必要量の約3分の1~4分の1、ナトリウムも84mgとスポーツドリンクと同じくらい含まれています。牛乳は、夏にこそぜひ摂りたい飲みものです。適度な運動後に牛乳を飲むと、筋肉量と血流量のアップにつながり、暑さに負けない体に改善されるという研究報告もあります。
 牛乳が苦手という人は自分の好きな味に変えて飲みましょう。定番のカフェオレやミルクティーのほか、きな粉や黒糖、抹茶、ほうじ茶など和のテイストと合わせるのもお勧めです。サイダーやジュースと半々に混ぜるのも美味しいです。お腹がゴロゴロしてしまう人は牛乳に含まれる乳糖が原因なので、「半量にする」、「夜に飲む」など自分に合う方法を見つけて毎日飲み続けると、乳糖分解酵素が活発化され、症状が出にくくなることが多いです。
 現在、一般社団法人Jミルクが「土日ミルク」〜給食のない休日はおうちで牛乳を飲もう〜というプロジェクトを実施しています。おうちの冷蔵庫に牛乳は入っていますか?夏休み、家族みんなの飲みものに、料理に牛乳を活用しましょう。

管理栄養士・ミルク料理研究家奥泉明子

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